JEM7VWHの真贋チェックポイント!

JEMは偽物が多く出回っていますね。

特に白いJEM「JEM7VWH」は人気機種なのもあり良くみかけます💦

偽物のクオリティもだんだん上がってきて、

最近ではぱっと見本物と見分けずらいものもあるかと思います😓

 

ボクはレプリカには否定的ではありません。

自分でもレプリカパーツ買ったりしてます!

レプリカパーツを買って、個人の趣味で使う分にはまだ良いかなと思うんです。

え、だめ?💦

※本来はダメなんでしょうが、研究素材ってことでご容赦をm(__)m

でもレプリカを本物と偽って販売するのはダメだと思います(`Д´)/

本物だと思わされて偽物を買ってしまった人の事を思うと気の毒になります・・

ということで、

今回はボクなりのJEMの真贋見分けポイントを紹介したいと思います!

まず、これ、本物です🎸

左が2015年製、右が95年製です。

左の2015年製は手放してしまいましたが、95年製のJEM7Vはまだ残っております✋

※写真はゴールドのLO-PRO時代です。

なんどもブリッジを変え、今はコスモブラックのEDGEが載っております。

ヴァイ先生のEVOっぽい構成ですが、狙ったわけではなく単純にコスモブラックが好きなんです。

ボクはマルチカラージャンキーなので、EVOにはそれほど執着ありませんので、「EVO」って文字も入れません(笑)

と前おきはこのくらいにしまして、

それでは所有してる本物と、インターネット上にあふれる偽物の画像を比較しながら、チェックポイントを紹介します。

【目次】
1、指板とネックのチェック
2、ブリッジのチェック
3、ネックジョイント部のチェック
4、モンキーグリップのチェック
5、その他

 

1、指板とネックのチェック

ボクがまず第一に目が行くのが指板です。

この9フレットと12フレットのインレイが特にわかりやすいです。

↑レプリカ

↑本物

本物はシャープで先端が割れてますが、偽物はまるっこいのが多いです

これでネックはだいたい偽物が分かります。

ちなみに、ロックナットやトラスロッドのカバーも違うの多いです。

左本物、右レプリカ

ヘッドの形もちょっと幅広かったりしますね。

ロックナット自体も作りがちゃちで、下側の縁に六角のイモネジが仕込んである謎仕様な個体も良くみかけました(笑)

以前試しに買った中国製のJEM7Vネックは、ロックナットを上からネジ止めして、裏側のボルトはダミーでした(笑)

ぽろっと落ちてきたときは、ほんとうけました(笑)

 

2、ブリッジのチェック

お次はブリッジ

これは一目瞭然です✋

↑偽物

↑こちらは本物

IbanezのEDGE系統のブリッジは作りが細かく、簡単に見分けつきます。

そしてアームの差込口がまったく違うので、ほんと一発です。

ただ、最近はブリッジもだいぶ純正に寄せてきて、サイドの傾斜した厚みも再現してるレプリカが出てきました!

左 本物EDGE PRO、右 ちょっとクオリティ高い偽物

まあ、良くみるとちゃちいですが、ぱっと見似てます!

以前試しにEDGEの偽物を買ってみました。

デザイン的には良く出来てます!

でもアーム差込部が違うんで、やっぱり知ってる人はすぐ気づくと思います。

 

そういえば、これは教えてもらったのですが、現在のEDGEシリーズはちょっと変更が入ってます。

2005年にフロイドローズの特許が切れたので、現行のEDGEって、パテントの刻印が削除されてるんですよね!

ファインチューナーのところ、

「License under Floyd Rose Patents」

がなくなってます👀

その他もナイフエッジ部も黒くなったり、アームのハウジングも黒かったり、微妙にマイナーチェンジされてますね。

↑旧型のLO-PRO EDGE

 

3、ネックジョイント部のチェック

ネックのジョイント部は、本物のオールアクセスジョイントは、なめらかです。ネジ穴の箇所もカーブしてます。

↑偽物です

↑本物

↑本物

コピーは平たいです。ほぼ直角なので、これも知ってれば一目瞭然です。

そしてネックとジョイント部の付け根部分

偽物はネック側に段差が多くありますが、本物はここがきれいにジョイント部につながっています。

ボクの個体はちょっと段差多めですが、近年の個体はすごくスムーズにつながってます。

これも一目瞭然ですね。

まあ、ジョイント部いじっちゃってる人や、ネックをつけかえてる人もいるかもしれないので、ロットによっては余白がありますが、偽物にくらべるとスムーズです。

 

4、モンキーグリップ

モンキーグリップは、偽物は大きいのがおおいです✋

↑偽物

↑偽物

↑本物

モンキーグリップは結構似た個体もありますが、本物は真ん中が結構とんがってるし、ピックガードのカーブにほぼ沿ってるので、良くみるとわかります。

裏側からみると、握りやすくするためにカットされてるのですが、ここにも差が出ます。

↑偽物

↑本物

本物はほどほどにカットされてますが、偽物はボディの端までカットされてますよね。

でもモンキーグリップは純正でも製造された時期によって微妙に違いあるので・・これだけで見分けはなかなか難しいかもしれませんね。

JEM777LNGとか、グリップの形ちょっと違いましたし。

いや、ほんと微妙な違いですよ💦

 

5、ボディその他

ここまでチェックすれば大体偽物は見分けついてると思いますが、補足しときます。

ボディ裏側、ジャック配線用のザグリとスプリングキャビティが、偽物は近いです。

↑本物

プレートの周りをツライチになるように彫ってない、ストラトみたいにカバーを載せてるだけのものも多いと思います。

あとはピックガードの形も微妙に違ったり、ネジの位置が違うのは多いですね。

 

と、あげればキリのない真贋チェックポイントですが、参考にしてもらえれば幸いですm(__)m

 

しかし、

ボクはレプリカも好きです!

マルチカラーのJEMとか存在しないので海外サイトでパーツ買って自分で作りました🔧

DNAとか手に入らないのでレプリカを作りました🎸

でもそれを本物ですよーと偽って販売はしませんし、

レプリカです!ニセモノです!

と声を大にして言います(笑)

だから・・ボクの事は見逃してくださいねm(__)m

素人のお遊びですからw

ははは

 

おまけ

JEM7V72013と、JEM7V2015と、JEM7V1995を持ってたときの写真です🎸🎸🎸

※現在2015年製は売却済み

 

絵も、宝石も、本物を見続けていると、目が養われると言いますので、こいつらにボクの目は育ててもらったんですね、きっと👀

JEMに感謝です🙏