Steve Vaiモデルのワウペダル、
または、使用しているワウペダルを集めてみました!

左から、Jim Dunlop 95Q、Morley BAD HORSIE 2、BAD HORSIE 2 Mini
です
外観だけでなく、使用感もふくめて
細かく比較してみたいと思います!

まず1つ目、
MorleyのBAD HORSIE 2
これは光学式のスティーヴ ヴァイモデルですね
今更言うまでもないくらい有名なワウペダルですよね(^^;
1代目のBAD HORSIE 1も持ってたのですが、
当時はまだ煮詰まってなかったのもあり、
イマイチでした
その後出た2は完成度も高く、
長いことメインとして使っております! ←ボクがですw
つづいて
BAD HORSIE 2 MINI

これは待望のコンパクト化されたワウ!
これを待っていたんですよー
しかもマルチカラーのようなデザインでめちゃ派手!
たしかスティーヴ ヴァイ本人のデザインじゃなかったかな?
でも高い・・(–;
当時日本で未発売だったので、
ほんと高かったです
3万くらいしました
今でも2万円代後半しますね
いやー、スティーヴ ヴァイモデルってこともあって
高い高い(^^;
性能?
もちろん折り紙つきです!
とても良いです
BAD HORSIEシリーズすべてに言える事なのですが、
バネ式の戻ってくるワウペダルになれると、
普通のワウペダルは使う気にならなくなりますね(^^;
そのくらい踏みやすいです!
つづいてこちらはJim Dunlopより
CRY BABY 95Q オートワウ

オートワウ?
Morleyのような光学式じゃないのですが、
踏み込むだけでスイッチオンになることから、
ジムダンロップのワウ的には
オートワウと呼ばれてました
まぎらわしいですねw
かかとの部分にバイパススイッチがあって、
踏んでない状態だとそのスイッチが押されてる状態で、
ペダルを踏むと、スイッチからペダルが離れてバイパススイッチがオフになり、
ワウがオンになる!
うん、文章で書くとわかりずらい(^^;
まあ、簡単に言うとそんな感じです
光学式じゃなくても踏むだけワウにできたのは、
ほんとアイデア勝負だと思いました!
で、こいつなかなか良いわけですが・・
ワウのオフ時のタイムラグが長いんです
それが気になって気になって・・・
教えていただいた情報によると、
新型はタイムラグを調整できるとかなんとか
まじで!?
そりゃー新型手にいれるしかない!!!
ってことで新型について調べてみたら、おどろくほど情報がありません(^^;
これは・・ボクがレビューするしかない!
と言う謎の使命感から、
2台目の95Qをゲット

Google先生に聞いたところ、
少ない情報ではありますが、
新型はどうやら基盤が赤いらしい
そんなの外観からわからないじゃん!
買って中身あけないと判別つかないんじゃ・・ガチャじゃん(笑)
とか思ってたのですが、
一つの特徴を発見!
電池ボックスのところから基盤がすこーし見えるんです!

でも電池ボックスの蓋あけてくれないとわからない・・
※ちなみに電池ボックスの蓋の裏についたスポンジは劣化してぐずぐずになってます
お、ペダルのギアの部分からも、ちょこっとだけ基盤が見える!

これだ!
そう、95Qを外観から新旧を見分ける方法は、
隙間から見える基盤の色!
です
まあ、もっと言うと、裏面のフォントなども微妙に違いますが、
その場(店頭)に比較対象がないと気づかないところですよね(^^;
ちなみに、
電池ボックの蓋の裏側についてるスポンジは
劣化してぐずぐずになります
旧型はなんか内部にホコリが多いなー
って思ったのですが、
ホコリの正体は、劣化したスポンジの残骸でした(^^;
それがグリスにくっついて
もう、どうしようもないことになってて、
内部はゴミだらけでした・・
販売する前にクリーニングしろよ!
とか思うけど、個人売買だからそこまでは求められませんね(^^;
ちなみに新型は店舗で買いました
たしか島村楽器だったかな
デジマート経由です
届いたときのダンボールにはびっくりしましたが、
梱包はしっかりしてました!
と、こんな情報はどうでも良いかなw
で、無事新型の95Qを手にいれたわけですが、
まず新旧の外観を比較!
前から

裏

左側

右側

うん、まったく一緒(笑)
そして分解!

おお、たしかにダイヤルがある!
とりあえずオフタイミングをミニマムにして、
音出してみると・・
おお、これだ!
これを待っていたんです!!
BAD HORSIE 2もオフタイミングの調整はできるのですが、
オフ時に”コクン”って感じの電子音が鳴ってしまうので、
それが気になってしょうがないんです
タイミングミニマムでやると、
ワウをかけてペダル戻すたびに
“コクン”
“コクン”
って、変な音が入るので、
ワウワウワウ〜♪
ってなって欲しいのが、
ワウ “コクン” ワウ “コクン” ワウ〜♪
って感じになって、すごく微妙です
これは個体差か、もしくはボクのセッティングが悪い、
もしくはボクの気にしすぎかもしれませんが、
とにかく、納得いきません(–;
しかし新型95Qは、オフ時の余計な電子音はほとんどなく、
ワウOFFから、スムーズに元の音につながるので
すごく気持ちよいです!
これだよ
これが欲しかったんですよー!!!
まじ興奮
内部比較

こうしてみると、だいぶ違いますね!
回路的なことは良くわからないのですが、
基盤のパターンも違いますね
某社のコンパクト エフェクターも、
年代で中身違うって言うし、
そりゃー音も変わってきますよね!
ちなみに、
ワウのかかり具合はBAD HORSIEシリーズの方が過激です
さすがコンツァーワウってところですかね?
※コンツァーの意味はよくわかりません
とは言っても95Qもそれなりに強くかかるので、
全然充分です
個人的に感じたのは、
クリーンでのカッティングなどには95Qの方が、
音の切り替わりがスムーズで気持ちよかったです
歪ませてソロ弾いたり、Passion & Warfareの
“Audiense is Listening”のフレーズなどは、
BAD HORSIEの方が過激でカッコイイかもしれません
こちらの方が踏みしろが長いので、
操作もしやすかったというか、
自分の世界に浸れました(笑)
その他にも、MorleyのMaverickなども試したことがありますが、
あれはコンパクトなだけで、ワウのかかりは全然普通でした
BAD HORSIEになれちゃうと、
一般的なワウでは物足りなくなりますね(^^;
ははは
それでは、
スペック比較(?)してみます!
【Jim Dunlop CRY BABY 95Q 旧型】
長さ:25cm × 高さ:6cm × 幅:10cm 重量:2kg
オフのタイミングが長いので操作に慣れが必要
音は一番良い感じがする
音痩せちょいあり
ノイズ小さい
重い
ワウのかかりは悪くない
ブーストできるのがGOOD
【Jim Dunlop CRY BABY 95Q 新型】
長さ:25cm × 高さ:6cm × 幅:10cm 重量:2kg
オフのタイミングは設定可能
音は悪くないけど、旧型の方が良い感じする
音痩せちょいあり
ノイズ小さい
重い
ワウのかかりは悪くない
ブーストできるのがGOOD
【Morley BAD HORSIE 2】
長さ:23.19cm × 高さ6.99cm x 幅:14.93cm 重量:1.5kg
オフのタイミングは設定可能
バッファが良いっぽい
ノイズ多い ※個人的感覚
オフ時、ちょっとノイズがある感じ
95Qより500g軽い
ワウのかかりは最強
とにかくでかい
踏みしろが長くて操作感は一番良い
ボードの3割をしめるサイズ感w
※スペックはBAD HORSIE 1のものですが、ほぼ同一と思われます
【Morley BAD HORSIE 2 MIN】
長さ:17.4cm × 高さ6.99cm x 幅:11.43cm 重量:908g
オフのタイミングは設定可能
バッファが良いっぽい
オフ時のノイズが気になる ※個体差かもしれない
1kg切ってるので軽い方かも
ワウのかかりは95Qより派手
デザインも派手
使ってる人が少ない優越感w
Steve Vaiは多分使ってないw
95Qは重くてでかいけど、
幅がBAD HORSIEよりないのでボードには収まりやすいですね!
写真で比較すると
やっぱminiは小さいなー
その分つま先はみ出るので、操作はしずらいですけどね
ちなみにBAD HORSIEシリーズはスプリング、
95Qは板バネです
ちなみに95Qの板バネはサビやすいです
BAD HORSIEも1の以前持ってた初期型は板バネだったんですが、
途中から変わったようですね
板バネは長く使ってくと金属疲労で・・
なんて話もたまに聞きますので、
それで変わったんでしょうかね(^^;
まとめてみると
一番でかいのはBAD HORSIE 2
一番踏みやすいのはBAD HORSIE 2
一番えぐくワウってくれるのはBAD HORSIE 2
一番軽いのはBAD HORSIE 2 MINI
一番オフ時が自然なのは新型95Q
一番派手でレア感があるのはBAD HORSIE 2 MINI
一番音が良いのは・・もしかしたら旧型95Qかも ※好みの問題です
一番特徴的で面白いのはBAD HORSIE 2ですが、
でかいことと、ノイズが最大のデメリットに感じます
ワウのかかり具合は設定次第だし、
操作感は慣れていきますが、
オフ時のノイズは一生消えないし、
でかい事はずーっとつきまとうので、
やはりバランスの良い95Qに一票です!
これは個人的な理想に近いワウペダルですね^_^
と、いうことで
個人的ベストBUYは、
バランスの良い “新型の95Q” に決定です!
以上、ボクの独断と偏見でレビューさせてもらいましたが、
多少は参考になりましたでしょうか?(笑)
ははは
おまけ、
こちらはDegitechのEX-7というペダル

サイズ感は普通のワウペダルと同じくらい

トップにつまみがある分、ペダル部分は短くなってますね
なにげに高機能なマルチエフェクターになってるマニアックな一品ですw

チャンネルが7つあって、
Cry Baby
Clyde McCoy Wah
XP300 Synth Swell
Whammy
Uni-Vibe
Rotary Speaker
ADA Flanger
が選べます!
で、歪系も同時につかえて、
Ibanez TS-9
DOD 250
BOSS DS-1
ProCo RAT
BOSS Metal Zone
Digi Tech Metal Master
エレハモ Big Muff Pi
が載ってます!
※アンシュミも7種類入ってます
どれもシュミレートなので、実機にくらべればイマイチですが、
わりと面白い存在ですね!
ch.1に、クライベイビー、
ch.2に、VOXのワウ
がシミュレートされているのでこちらも一緒に比較してみましたが、
うん、ワウのかかりがぜんぜん弱い(笑)
踏みしろもほとんどないので、
操作しずらいです
まあ、ワーミーやシンセスウェルなど、
飛び道具がたんまり入ってるので、
こいつは楽しいおもちゃなんですけどね(笑)
練習なら、エフェクターはこれ一台ですむかな?
って思ったけど、さすがに無謀ですね(^^;
めんどうでもエフェクターはしっかりメインのものを用意して、
気持ちよく演奏したいですよね♪